【自己PR】包容力の例文

私の強みは包容力にあると考えております。元来おおらかな性格であると周囲からは言われますが、とにかく人に対してきつくあたるということはせず、個々人の意見や考えをしっかりと聞いたうえで、それを出来るかぎり受け入れるようにしています。あまりに自分の意見を通しすぎても建設的な議論はできませんし、相手を受け入れるということは非常に大事であると考えています。現在、30人ほどの学生が参加するゼミに所属しておりますが、その際、グループを組んで討論を行います。そして、グループ内では必ずしもスムーズに意見が一致するということはなく、自身の意見と相手の意見との食い違いは生じてしまいます。しかし、決して自身の考えを突き通すのではなく、各自の意見の良いところ、改善すべきところを徹底的に議論し、最適な解を導き出せるようにしています。貴社におきましても、チームの一員として、この強みを生かして業務に役立てていきたいと考えております。（406文字）

私の持ち味は、包容力のある点です。前職は大病院で医療事務の証明書部門を担当していました。患者さんは病気で体調が悪い上に、役所や福祉施設などの煩雑な手続きに不安を抱えている方が多くいらっしゃいました。中には手続きが複雑でわからないために腹を立ててしまったり、介護の惨状を訴えてきたりと、予期せずこちらに感情をあらわにする方もいました。そんな時私は専門外だから他で言ってくださいなどと無下にせずに、包容力を持ってわからないことでもできるだけ話を聞くように努めました。強引に話を突き進めるよりも、一度立ち止まって話を聞いた方が患者さんが安心し、かえってスムーズに手続きが進んだと思います。前職での経験を活かして、御社ではクレーム対応において力を発揮していきたいと考えています。たとえお客様の感情的に訴えに直面しても一度謙虚に受け止め、内容を論理的に整理した上で問題解決にあたっていくよう努めます。（395文字）