【自己PR】傾聴力の例文

私はメンバーの個性をまとめて一つの仕事を作り上げるのが得意です。大学の茶道部で、茶会を催す際には待合室や会場全体の空間をデザインするチームを担当したときのことです。ほかのメンバー4人は後輩で、それぞれアート系の仕事が上手な子や単純作業が得意な子もいれば、こだわり意識がとても強い子、なぜ装飾担当を希望したのかわからないほど不器用な子もいて、非常にユニークなチームに恵まれました。当初は全員の思い描くものが全くかみ合わず、計画の立てようもない状態の議論が2度3度と続きました。そこで、まず各自の理想とする空間デザインについて1対1でとことんまで話をし、その後で私が議論の進路を整えつつチーム全体ですり合わせをしていきました。結果として、来ていただいたお客様から好評の装飾や、退屈しない待合を創り上げることができました。これは各メンバーの考えや希望を吸い上げまとめるという、自身の傾聴力が発揮された場面だったと思います。（408文字）

私の強みは傾聴力にあります。私は入社以来営業として現在の企業に勤務しておりますが、当初は売り上げを出すために一方的に自社製品のアピールに終始しており、全く成果を上げることができませんでした。そして、失敗を重ねる中で感じたことは、取引先のニーズや悩みをしっかりと汲み取ることがまず最初に必要であるということでした。そのために、客先に出向いた際には、最初の数回は話をひたすら聞いて、何気ない会話や仕草の中から問題点や悩みを見出すことに注力するようにしました。相手を知ることにより、よりベストな提案ができるようになり、それ以降は自然と成績も上がるようになり、現在ではマネジメントとして取引先だけでなく部下・後輩の悩みの相談にも乗ってアドバイスをしております。御社におきましても私は営業として活躍できればと考えておりますが、この傾聴力を生かして最適な常に提案ができるようにしていきたいと考えております。（397文字）